第16話

お盆にはたくさんの帰省客が町にあふれていましたね。
私が特にそれを感じたのは、スーパーに食料品を買いに行った時です。
いつもよりもたくさんのお客さんで通路が溢れていて、歩きにくいほどでした。
コロナで帰省が出来なかったあの数年間を考えると、活気があってうれしいです。

お盆とは何かを勘違いしているはたっちの得意げな顔がかわいいです。


お盆とはなにか?と聞かれると、実は詳しくないことに気が付きました。
ご先祖様があの世から帰ってくるので、一緒に過ごし供養をする期間だという認識しかありませんでした。
はたっちのことを笑えませんね(汗)
なので調べました。


お盆とは、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、ご先祖様の霊を祀り、供養する仏教行事です。

お釈迦様の弟子の目連尊者が、亡くなった母親が餓鬼道で苦しんでいるのを知り、お釈迦様の教えに従って供養したところ、母親が救われたという話に由来します。
推古天皇の時代に仏教が広まり、盂蘭盆会も一緒に日本に広まったそうです。
西暦606年ごろです。

仏壇に飾るキュウリやナスにも意味があるそうです。
きゅうりを馬に、ナスを牛に見立てているのです。
ご先祖様があの世から来るときには、馬でなるべく早く来てもらいたいので、きゅうりで馬を作ります。
そして、ご先祖様があの世に帰る時は、ゆっくり帰ってほしいという気持ちを込めてナスで牛を作っているのです。

日本人らしい細やかな心遣いですね。

このご先祖様の乗り物の馬を精霊馬(しょうりょううま)といい、牛を精霊牛(しょうりょううし)といいます。
私はどちらも馬だと思っていました。
このことを知り、来年のお盆は、また違う気持ちで迎えられそうです。

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